Kochab の星見日記

★子育て&家事の合間の隙間時間で星見(星空観察)・天体撮影をしています(太陽、惑星、銀河、星雲、星団、国際宇宙ステーション、・・・など)

「散開星団(37星団)NGC2169」の撮影 2021年10月24日(機材:ミニボーグ55FL、スリムフラットナー1.1×DG、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「散開星団(37星団)NGC2169」を撮影しました。


機材は、
ミニボーグ55FL + スリムフラットナー1.1×DG + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。 (機材詳細は、こちら と こちら
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


  ↓リサイズ、トリミング、感度ISO2000、露出時間20秒、低振動モード2秒

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散開星団(37星団)NGC2169

画像中心部の 星の集まりが NGC2169 です。

星の並び方が 数字の「37」に似ているので「37星団」とも言われています。

NGC2169 を撮影するのは この機材では 初めてなんですが

この天体は イメージが小さいので それなりにトリミングをして

ズームアップしないといけません。

しかし、そうすると 光学系の性能が浮き彫りになってきますね。

今まで使用してきた他のBORG光学系と比較すると

星像が若干肥大している気がします。

シーイングの影響もあるのかもしれませんが

もともとの光学性能に依存する部分が大きい気がするんですよね。

悩みどころではありますが もう少し撮影してみて様子をみましょうかね。

「オリオン大星雲M42」の撮影 2021年10月24日(機材:ミニボーグ55FL、スリムフラットナー1.1×DG、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「オリオン大星雲M42」を撮影しました。


機材は、
ミニボーグ55FL + スリムフラットナー1.1×DG + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。 (機材詳細は、こちら と こちら
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


  ↓リサイズ、トリミング、感度ISO200、露出時間30秒、低振動モード2秒

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オリオン大星雲M42

新しい機材構成で撮りました。

今回、月齢17.3の月明かりが 近くにあったことや

光学系が とても明るいこともあって 僅か30秒の露出でも

バックが かなり明るく写りました。

もちろん光害地という悪条件も重なったと思いますが

バックと共に星像も かなり明るく感じます。

そんな悪条件でしたが 画像処理で かなり良くなりました。

淡い部分も比較的良く写っていると思います。

月明かりの無い日に どうなるか楽しみですね。

「月と天王星 が接近!」2022年1月11日です!

2022年1月11日、

月と天王星が接近します。

 

天王星は 肉眼で見るのは困難ですが

倍率は5~8倍程度、対物レンズの口径が20~40mm程度、くらいの双眼鏡があれば 

天王星は 見えるかと思います。

日没後の暗くなった空で 月が見える時間帯であれば

双眼鏡の力で見ることが出来そうですよ。

位置は、こちらのシュミレーション画像を参考にしてください。

↓2022年1月11日 18:30頃、南南東~南の空です。

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月と天王星が接近

南南東~南の空、高度が60~70°の空に 月と天王星が接近して見えることでしょう。

普段、天王星は探すのに苦労しがちですが この日は 月の近くにあるので

観測のチャンスですね。

↓3°の視野円の中に 月と天王星が 余裕で入るくらい接近します。

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機種にもよりますが双眼鏡でも同一視野内に見える可能性が非常に高いですね。

「月」の撮影 2022年1月5日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、ポラリエ)

 自宅屋上にて、「月」を撮影しました。


機材は、ミニボーグ50FL + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓トリミング、感度ISO1600、露出時間1/500秒、低振動モード2秒

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2022年1月5日 月齢2.6

日没後の薄暗くなった空に 綺麗な細い月が見えていたので

月が沈む前にと急いで撮りました。

月齢2.6ということで ほぼ三日月ということになりますかね。

三日月って 意外と細いなぁ~と 改めて思いました。

高度が低くて あまり良い条件ではないと思っていましたが

思いのほか良く撮れたと思います。

細い月って神秘的ですね。

「月」の撮影 2022年1月1日(機材:ミニボーグ55FL、スリムフラットナー1.1×DG、E-PL5、ポラリエ)

自宅屋上にて、「月」を撮影しました。


機材は、
ミニボーグ55FL + スリムフラットナー1.1×DG + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。 (機材詳細は、こちら と こちら
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


  ↓リサイズ、トリミング、感度ISO1600、露出時間1/500秒、低振動モード2秒

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2022年1月1日 月齢27.5

元旦から望遠鏡で天体撮影してしまいました。

この極細の月を見れただけで 幸福度アップしました。

高度が とても低いので やはりシーイングは悪く リサイズしています。

この画像を撮影した50分後くらいに頑張れば 日の出が見れたのですが

超寒くて部屋に戻りました。

日の出までは ちょっと無理でした。

「2022年1月7日に水星が東方最大離角」で観測のチャンス!

2022年1月7日に

水星が東方最大離角となります。

つまり、水星の観測がしやすくなる日です。

この日だけではなく、前後数日は 同じような条件ですから

観測にチャレンジするのであれば

天気&体力と相談しながら前後の日も・・・、といった感じが吉かと思います。

 

水星の位置をシュミレーションしました。↓2022年1月7日 17:35 の空です。

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水星が東方最大離角で観測条件が良好となります

観測条件が良くなるとはいえ、この時間帯でも高度が 6~7°くらい

と高度がかなり低いので障害物のない視界の開けた場所で

観測する必要があります。

方角は 南西~西南西 ですね。

また、1月7日の 日没時刻が 16:46頃なため(東京の場合)

まだ この時間帯は薄明中ということで まだ空に明るさが残っていると思います。

水星は -0.6等級と明るいのですが 肉眼でギリギリ見えるレベルかもしれません。

空の条件によって見え方は変わるので

念のため低倍率の双眼鏡は準備しておいた方が いいかもしれませんね。

 

この日は、水星の近くには 土星があります。

視野円7°の中に 両惑星がギリギリ入りますね。(↓シュミレーションしてみました。)

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視野円7°

土星と水星が 一番近づくのは 1月13日 だそうです。

その時は 水星の光度が0.2等級となっているみたいなので 少し暗くなる感じですね。

「月と木星 が接近!」2022年1月6日(日没後)です!

2022年1月6日、

月と木星が接近します。

 

見える時間は 日没後の時間帯です。

こちらのシュミレーション画像を参考にしてください。

↓2022年1月6日 17:45頃、南西の空です。

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月と火星が接近

南西の空、高度が20~30°の空に 月と木星が接近して見えることでしょう。

月齢3.6の細めの月と木星の輝きが綺麗に見えそうですね。

光度の低い空には土星、水星、もあります。

天気が良くて視界の開けたところでは 土星や水星も見えそうですよ。

 

↓7°の視野円の中に 月と木星が 余裕で入るくらい接近します。

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機種にもよりますが双眼鏡でも同一視野内に見える可能性が非常に高いですね。

明るく輝く木星と月が とても綺麗に見えると思います。