今日は、今年接近する火星の観望用に使用する(手持ちの)機材について
考えてみました。
火星の極冠や模様を観望するには 口径が大きくて 焦点距離が長い鏡筒が
良いのですが、大きい とか 重い とかが障壁となって
機材を出すのも面倒になってしまったりします。
そうなると やはり 小ぶりな機材になりがち ですが
火星は 月、木星や土星 などとは違って 観望チャンスが毎年あるわけではないので
ここは 頑張って それなりの機材を使いたいと思いました。
手持ちの機材で 一番口径が大きいのは 口径150mm ですが
架台も かなり重くなってしまうので
一番バランスのとれた口径102mm の屈折式の鏡筒が いいかな~と思いました。
そこで 奥の方から 目的の機材を引っ張り出して
久しぶりの お目見え となりました。
いつも使用している鏡筒と共に ↓ 並べてみました。
一番上のが
火星観望のメインに使おうかと思っている鏡筒
★「ビクセンFL102S」です。
焦点距離900mm なので長いですね。
上から二番目のは
★「ミニボーグ50FL」です。これは時々使ってます。
焦点距離は400mm です。
一番下のは
★「コ・ボーグ36ED」です。これが一番よく使ってますね。
スリムフラットナーとの組み合わせで 焦点距離220mmになります。
鏡筒のフード側から撮った↓画像です。
やはり 一番右の「ビクセンFL102S」はデカイですね。
オイラが若い頃は いつも普通に使っていましたが 機材の軽量コンパクト化が進んで
今は 一番左側の 「コ・ボーグ36ED」を使用する機会が多くなっています。
さて、「ビクセンFL102S」は通常 赤道義に乗せたいところですが
架台が重くなるのと大きくなることで 面倒になってしまうと思うので
こちら↓ポルタ経緯台を使用することに・・・。
鏡筒の大きさからすると ポルタ経緯台では少し無理があるのですが
頑張ってもらいましょう。
ちなみに 近くに写っている小さいやつは
いつもの撮影で使っている コ・ボーグ36ED&ポラリエの組み合わせです。
いかに小さいかが分かります。
2020年の火星と地球の最接近の日は、10月6日ということで
まだまだ時間は ありますので これから沢山楽しんでいきたいと思います。