Kochab の星見日記

★子育て&家事の合間の隙間時間で星見(星空観察)・天体撮影をしています(太陽、惑星、銀河、星雲、星団、国際宇宙ステーション、・・・など)

「火星」2020年10月6日の最接近に向けて その2

今日は、今年接近する火星の観望用に使用する(手持ちの)機材について

考えてみました。

 

火星の極冠や模様を観望するには 口径が大きくて 焦点距離が長い鏡筒が

良いのですが、大きい とか 重い とかが障壁となって

機材を出すのも面倒になってしまったりします。

そうなると やはり 小ぶりな機材になりがち ですが

火星は 月、木星土星 などとは違って 観望チャンスが毎年あるわけではないので

ここは 頑張って それなりの機材を使いたいと思いました。

手持ちの機材で 一番口径が大きいのは 口径150mm ですが

架台も かなり重くなってしまうので

一番バランスのとれた口径102mm の屈折式の鏡筒が いいかな~と思いました。

そこで 奥の方から 目的の機材を引っ張り出して

久しぶりの お目見え となりました。

いつも使用している鏡筒と共に ↓ 並べてみました。

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一番上のが

火星観望のメインに使おうかと思っている鏡筒

★「ビクセンFL102S」です。

焦点距離900mm なので長いですね。

上から二番目のは

★「ミニボーグ50FL」です。これは時々使ってます。

焦点距離は400mm です。

一番下のは

★「コ・ボーグ36ED」です。これが一番よく使ってますね。

スリムフラットナーとの組み合わせで 焦点距離220mmになります。

 

鏡筒のフード側から撮った↓画像です。

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やはり 一番右の「ビクセンFL102S」はデカイですね。

オイラが若い頃は いつも普通に使っていましたが 機材の軽量コンパクト化が進んで

今は 一番左側の 「コ・ボーグ36ED」を使用する機会が多くなっています。

 

さて、「ビクセンFL102S」は通常 赤道義に乗せたいところですが

架台が重くなるのと大きくなることで 面倒になってしまうと思うので

こちら↓ポルタ経緯台を使用することに・・・。

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 鏡筒の大きさからすると ポルタ経緯台では少し無理があるのですが

頑張ってもらいましょう。

ちなみに 近くに写っている小さいやつは

いつもの撮影で使っている コ・ボーグ36ED&ポラリエの組み合わせです。

いかに小さいかが分かります。

2020年の火星と地球の最接近の日は、10月6日ということで

まだまだ時間は ありますので これから沢山楽しんでいきたいと思います。