今、日没後に南東の空に一番最初に見える星は、
おそらく木星です。
しばらくは 木星は 見頃なので 今のうちに よく見ておきたいものです。
さて、口径10センチ程度の屈折望遠鏡で150~200倍くらいで見ると
2020年8月13日の木星面をシュミレーションしてみたところ
18:50~20:50頃まで木星面にイオの影が見えそうなことが分かりました!
2020年8月13日 19:40、↓木星は比較的観測しやすい位置にありますね。
2020年8月13日 19:40 ↓木星とガリレオ衛星の位置関係
イオが木星の手前にきていて おそらくイオそのものは 見えないでしょう。
2020年8月13日 19:40 ↓ 望遠鏡で高倍率にて見ると・・・
木星本体にイオの影が見えるかもしれません。
イオの影が木星面の中央にきそうな時間は 19:40頃ですが
少し早めに見始めた方が 良いかと思います。
晴れることを期待しましょう。
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【注意】イオの影は、どんな望遠鏡でも見えるわけではありません。
目安として 口径10センチくらいから見える可能性が高くなると思います。
倍率は 100倍以上は必要だと思って下さい。出来れば150倍は欲しいですね。
■自分の機材での経験ですが「この機材でイオの影が見えたか?」を
ここに記しておきます。
コ・ボーグ36ED→ ✖ 見えませんでした
ミニボーグ50FL→ ✖ 見えませんでした
ミニボーグ67FL→ △ 見えました!(ギリギリ見えた感じです)
BORG90FL→ ○ 見えました!
VIXEN FL102S→ ◎ 見えました!(かなりハッキリと見えました)
あくまでも目安だと考えて下さい。
空の状態によっては 見えたり見えなかったり変化するものですからね。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【追記 2020.8.15】
8/13にイオの影、見えました!
使用した機材は BORG90FL です。
シーイングは かなり悪くて 木星がボヤボヤユラユラしていましたが
黒いポチッとした影が 微かながら見えましたよ!
シーイングが良ければ もっとクッキリと見えたのかもしれませんが
それは次回の楽しみにしておきますね。