2020年9月10日 19:50~20:50頃に
肉眼や低倍率の双眼鏡では 今回の現象を確認するのは困難ですが
小型の望遠鏡があれば 簡単に見ることが出来るでしょう。
今回は、一番接近する時刻が 20:20頃ですが
その時に観測するには 100倍以上の高倍率が必要かもしれません。
つまり そのくらい接近するんですね。
実際に見ないと分からないですが
倍率をすぐに変更できるように準備しておいた方がよさそうですね。
さて、木星の位置を確認しましょう
↓9月10日20:20頃の空です。(シュミレーションです)
一番明るいのが 木星 です。
↓9月10日19:50頃の木星とガリレオ衛星です。(シュミレーションです)
小型の望遠鏡で覗くと こんな風に ガリレオ衛星が並んでいると思います。
この時間帯では、比較的よくある接近時の光景ですから
70~80倍程度の中倍率でも よく見えるかと思います。
↓9月10日20:20頃の木星とガリレオ衛星です。(シュミレーションです)
この時間帯が一番接近する時間帯で(見掛上の最接近?)
かなり離角が狭そうなので 100倍以上の高倍率が必要かもしれません。
高倍率用のアイピースやバローレンズ等を予め準備しておきましょう。
↓9月10日20:50頃の木星とガリレオ衛星です。(シュミレーションです)
少しづつ イオとエウロパが 離れていくので
最接近の時間帯を過ぎた この時間帯だと 少し見やすくなりそうですね。
ガリレオ衛星は 小型の望遠鏡(口径5センチくらいでも可能)で十分に良く見えるので
接近した光景を見ておきたいと思います。
晴れることを祈りましょう。