今、日没後に南東の空に一番最初に見える星は、
月を除くと おそらく木星です。
日没の1時間後くらいには 木星が 南の空に輝いていることでしょう。
最近注目しています!
その中でも、食現象は かなり短時間で終わってしまう現象ですが
その分 凝縮されていて オイラ的には 興奮度の高い天文現象です。
8月21日 に「イオの食」があって(出現)
この食現象は ほぼ一瞬に近い天文現象と思っていましたが、違いました。
一瞬ではなく、
ゆっくりと時間をかけて 明るくなっていき もとの明るさになりました。
予想とは違い 新鮮な感動がありましたよ。
その時の詳しいことは、
★こちら の【追記】にあります 。
今回、日本では 2020年9月23日に
ガリレオ衛星のガニメデが 木星の影の中に入っていく瞬間を見ることができます。
(今回は、出現時ではなく 潜入時の現象です)
シュミレーションしてみました。↓(地球から見た正立画像)
21:35 では ガニメデが ハッキリと見えていますが
21:36 では ガニメデが 暗くなっています。
木星の北側から見た場合のシュミレーションをしてみました。(実際には不可能ですが)
(右下の方向に太陽がありますので、木星から左上に向かって影があると思います。)
こちらの比較でも
21:35 では ガニメデが ハッキリと見えていますが
21:36 では ガニメデが 暗くなっています。
木星の後ろの影の中に入っていくので ある時間になると
暗闇の中へと入って スゥ~っと暗くなって
ガニメデがみるみるうちに暗くなっていく現象が見れることでしょう。
過去の経験から おそらく時間をかけて暗くなっていくのでは・・・と思います。
とはいっても やはり実際に見ないと分からない現象なので
予想時間前から望遠鏡に釘付け状態になりそうです。
まさに 目が離せない現象です!
観測に使用する望遠鏡は ガリレオ衛星が見えれば良いので
比較的 小型な望遠鏡でも観測することが出来ると思います。
例えば コ・ボーグ36ED あたりでも 観測可能と思います。
オイラは 軽量コンパクトな
ある程度 明るさを重視して
BORG90FL とかも考えています。
倍率は 少し高めにしようと思っています。
例えば 50倍~80倍程度 あたりですかね。
食現象の起こる時間ですが、
あくまでもシュミレーションですから
少し早めに見始めた方が 良いかと思います。
オイラは、少なくとも5分前の
21:30頃から 望遠鏡のアイピースから覗いていようかと思います。
晴れることを期待しましょう。