2020年11月9日 16:50~17:20頃に
木星のガリレオ衛星である エウロパ と ガニメデ が接近します。
肉眼や低倍率の双眼鏡では 今回の現象を確認するのは困難ですが
小型の望遠鏡があれば 簡単に見ることが出来るでしょう。
今回は、一番接近する時刻が 16:50頃ですが
日没が16:40頃なので まだ空が明るくて
木星を手動で導入するのが難しいかもしまれせん。
また、その時にそれぞれの衛星を観測できるのかも
実際に見ないと分からないですが ある程度 見れる時間に幅がありますから
チャンスはありますね。
さて、木星の位置を確認しましょう
↓11月9日16:50頃の空です。(シュミレーションです)
南~南南西の空に 木星 があるので 探してみましょう。
日没後の明るい中、まだ肉眼では 見つけるのが難しいかもしれません。
低倍率の双眼鏡を使用すると格段に見つけやすくなるかもしれません。
↓11月9日16:50頃の木星とガリレオ衛星です。(シュミレーションです)
小型の望遠鏡で覗くと こんな風に ガリレオ衛星が並んでいると思います。
薄明中なので どの程度まで見えるかが 分かりませんね。
この時間帯が一番接近する時間帯で(見掛上の最接近?)
離角が狭そうなので 少なくとも50倍以上は必要かもしれません。
70~80倍程度あれば大丈夫かもしれませんが
高倍率用のアイピースやバローレンズ等も予め準備しておきましょう。
↓11月9日17:20頃の木星とガリレオ衛星です。(シュミレーションです)
少しづつ エウロパとガニメデが 離れていくので
最接近の時間帯を過ぎた この時間帯だと 少し見やすくなりそうですね。
ガリレオ衛星は 小型の望遠鏡(口径5センチくらいでも可能)で十分に良く見えるので
オイラも是非とも 二重星のように エウロパ と ガニメデ が
接近した光景を見ておきたいと思います。
晴れることを祈りましょう。
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今年は 木星の観測時期が終わりを迎えようとしていますが・・・
いよいよ来年(2021年)は、
6年に一度の「ガリレオ衛星相互食」という超マニアックな天文現象が起きます!
2021年4月頃からは
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