2021年1月21日は、火星・天王星と月が接近します。
18時頃は 南の空、
21時頃は 西南西の空、
を眺めると月が見えるので目印になるかと思います。
(但し、天王星は 双眼鏡または望遠鏡を使用しないと見えないと思います。)
↓1月21日21:00頃の空です。
天王星は、5.8等級という 肉眼で確認するには かなり厳しい明るさなので
基本的には双眼鏡や望遠鏡を使用しての観測となるかと思います。
しかし、夜空には 天王星と同じくらいの明るさの恒星は 山ほどあります。
天王星は双眼鏡で見ても点像のため 恒星との区別がつきにくいので
何か目印があると判別しやすいのです。
今回は、月や火星を目印に天王星を見つけやすくなると思いますので
是非、この機会に天王星をご覧になることをお勧めします。
この日は、月齢8.0 なので 半月よりも少し太った月ですね。
↓7°の視野円に 火星、天王星、月、が全ておさまります。
そのくらい接近するので
メーカー・機種にもよりますが双眼鏡でも同一視野内に見える可能性が
非常に高いですね。
天王星は、見掛の視直径が3.6″ありますから
望遠鏡で高倍率をかけて見ると 他の恒星とは違って面積をもっていることが
分かるかもしれませんよ。