2021年3月上旬に、「火星 と プレアデス星団M45」が接近して見えます。
最も接近するのは 2021年3月4日頃 のようです。
火星は、1.0等級と昨年と比較すると少し暗くなっていますが
まだまだ肉眼でハッキリと見えます。
プレアデス星団は、光害地の空でも 肉眼で見える場合もあります。
ただし、光害地での見え方としては やっと見えるレベルなので
双眼鏡などの光学機器があった方が良いでしょう。
↓3月4日20:30頃の空です。
この時間帯では、西の空 高度40度くらいの位置に火星が輝いています。
火星のすぐ右側(北側)に プレアデス星団M45 があるはずです。
この日において 23時頃までは 月明かりがないので 観測のチャンスですね。
視野円7°に 火星とプレアデス星団M45 がスッポリと入ります。
↓シュミレーションしてみました。
2021年3月1日~3月8日までの火星の位置を表示しましたので
参考にしてみて下さい。
火星は 肉眼でも すぐに分かると思いますので 火星を目印にして
肉眼で微かにしか見えない プレアデス星団M45 を見つけるチャンスです。
ご覧になったことのない方は
是非 この機会に チャレンジするのも良いかもしれませんね。