2021年3月上旬に、水星と木星が 接近して見えます。
最も接近するのは 2021年3月5日 のようです。
この大接近を見るのには いくつか考えないといけないことがあります。
とりあえず、シュミレーションしてみました。
↓3月5日5:30頃の空(東南東の低空)です。
この時間帯では、東南東の空 高度6~7度くらいの位置に
水星と木星が見えるかもしれません。
「見えるかも」というのは、難しいかもしれない問題が二つあります。
一つは、高度が低いこと。
もう一つは、薄明開始時刻が 4:42、日の出時刻が 6:05、なので
空が かなり明るくなっているということ。
時刻が遅くなれば 高度も高くなりますが
その分 空は明るくなってきます。
このバランスが一番良い時間帯が シュミレーションではハッキリと分からないので
早めに観測を始めた方が良さそうですね。
3月2日~3月8日の少し拡大した↓シュミレーションをしてみました。(視野円は 7°)
この期間においては、7°の視野円に 水星と木星が 余裕で入りますね。
3月5日以外でも 3月4日 や 3月6日 は特に接近していますので
天気が良ければ観測してみたいものです。