2021年8月24日 19:20頃に
肉眼や低倍率の双眼鏡では 今回の現象を確認するのは困難ですが
小型の望遠鏡があれば 簡単に見ることが出来るでしょう。
それぞれの衛星を観測するには 80倍程度の倍率は必要かもしれません。
つまり そのくらい接近するんですね。
実際に見ないと分からないですが
倍率をすぐに変更できるように準備しておいた方がよさそうですね。
さて、木星の位置を確認しましょう
↓8月24日19:20頃の空です。(シュミレーションです)
東南東の低い空に 一番明るく輝く星が木星です
↓8月24日19:20頃の木星とガリレオ衛星です。(シュミレーションです)
小型の望遠鏡で覗くと こんな風に ガリレオ衛星が並んでいると思います。
イオとエウロパが 重なるように接近しています。
↓8月24日19:20頃の木星とガリレオ衛星です。(高倍率でのシュミレーションです)
この時間帯が一番接近する時間帯で(見掛上の最接近?)
離角が かなり狭そうなので 少なくとも80倍程度は必要かもしれません。
念のため、高倍率用のアイピースやバローレンズ等も予め準備しておきましょう。
時間が経つにつれて少しづつ イオとエウロパが 離れていくので
少しづつ見やすくなっていくでしょう。
ガリレオ衛星は 小型の望遠鏡(口径5センチくらいでも可能)で十分に良く見えるので
接近した光景を見ておきたいと思います。