Kochab の星見日記

★子育て&家事の合間の隙間時間で星見(星空観察)・天体撮影をしています(太陽、惑星、銀河、星雲、星団、国際宇宙ステーション、・・・など)

「散開星団M50」の撮影 2021年11月15日(機材:ミニボーグ55FL、スリムフラットナー1.1×DG、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「散開星団M50」を撮影しました。


機材は、
ミニボーグ55FL + スリムフラットナー1.1×DG + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。 (機材詳細は、こちら と こちら
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )

 

 ↓ リサイズ、のみした 元画像です。

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散開星団M50(画像処理前)

画像処理前の画像なんですが、

ご覧の通り バックがとっても明るくて眩しいくらいです。

これを 簡単な画像処理をしてやると下の画像のようになります。


  ↓リサイズ、トリミング、感度ISO2000、露出時間30秒、低振動モード2秒

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散開星団M50

画像中心付近の星の集まりが 散開星団M50 です。

M50 は それほど南中高度が高くならないので 撮影時期は 限定されぎみですが

この日は、月明かりが無くて 透明度が当地としては かなり良かったこともあって

光害地での撮影という条件下としては なかなか良い画像が得られたと思います。

実はシーイングが悪かったので 星像を拡大すると肥大したような感じなのですが

今回は ノートリミングにして 目立たなくして仕上げました。 

散開星団は、コントラストが良いことが多いので

コントラスト調整の画像処理は比較的楽に出来ます。

複数枚の撮影をしてコンポジットなどの処理をすると

もっとクオリティーが上がるとは思いますが

もちろん オイラのことですから いつも一枚画像です。

いづれにしても 画像処理ソフトが必須になりますが

オイラは それほど難しい画像処理はしていません。

いつも使っている画像処理ソフトは「ステライメージ」ですが

具体的な処理としては

レベル補正、トーンカーブ処理、スターシャープ、

スターエンハンス、バックグラウンドスムース、

それから リサイズ、そんなところですね。(今回のはトリミングしていません)

慣れれば 誰でも出来そうな画像処理です。