CP+ に行くときは 必ず立ち寄らせていた
「望遠鏡メーカー BORG」ですが 今年は単独での出展ではなく
ケンコートキナー・ブース内の一画に 展示スペースがありました。
■↓ケンコートキナー・ブース内のBORG です。
今年は、展示スペースを大幅に縮小しての出展となっていました。
さて、今年ここのブースで目をひいたのは
↓こちら。六角柱のカーボン鏡筒で出来た望遠鏡です。
ここに使用されているレンズが 一度生産中止になった 50FLの復刻バージョン
だそうです。
光学系的には 期待できるのでは と思います。
ただ・・・この六角形のカーボン鏡筒は どこまでメリットを感じられるか
価格とのバランスで意見が分かれそうですね。
この裏手の方には、ケンコーさんと共同開発をしたという望遠鏡が展示してありました
↓こちら。
MOEBIUS(メビウス)シリーズ第1弾として
レンズは、口径55mm 焦点距離600mm のアクロマートという
比較的無理のない設計。
ボーグと同様、60φ鏡筒システムを採用しているので、
ボーグの各種パーツでカスタマイズできるようです。
ファインダーは初心者向けの覗き穴式。
ピント調節機構はヘリコイドを標準装備しています。
架台と三脚はケンコーさんが担当らしくフリーストップ式経緯台で
微動装置もあるので高倍率でも無理なく追尾できそうですね。
全ての総重量も約4キロと軽量なので
小学生くらいの子供でも比較的楽に準備できそうです。
ただ・・・問題なのが価格ですね。
メーカー希望小売価格が 12万円です。
実売価格が約10万円と聞きました。
性能と価格のバランスが どうなのかしら?・・・