Kochab の星見日記

★子育て&家事の合間の隙間時間で星見(星空観察)・天体撮影をしています(太陽、惑星、銀河、星雲、星団、国際宇宙ステーション、・・・など)

「散開星団NGC457」の撮影 2021年7月18日(機材:コ・ボーグ36ED、スリムフラットナー1.1×DG、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「散開星団NGC457」を撮影しました。


機材は、
コ・ボーグ36ED + スリムフラットナー1.1×DG + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。 (機材詳細は、こちら
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓リサイズ・トリミング、感度ISO2000、露出時間30秒、低振動モード2秒

f:id:Kochab:20210829090822j:plain

散開星団NGC457

画像中央部の星の集まりが 散開星団 NGC457 です。

ET星団とも呼ばれています。

この星団は天の川の中にあるので 微光星が沢山あって 綺麗ですね。
 

撮影した日は 快晴で 透明度も 比較的良好でした。

高度も大分高くなってきたので電線が写野に入ることがなくなりました。

 

これから、高度的には もっと条件が良くなってくるので楽しみな星団ですね。 

 

「木星にイオ(ガリレオ衛星)の影」2021年9月1日 20:15~22:25頃 見えるかも!

2021年9月1日、日没後に南東の空に見える明るい星は、今旬の木星です。

8月20日木星が衝となりましたので、しばらくは 木星の観測最適期だと思います。


木星の縞模様を見るのが 面白いのは もちろんのことですが

木星ガリレオ衛星によっておこる天文現象が意外と面白いです。
木星本体に 時々見ることが出来る ガリレオ衛星の影も なかなか乙なものですよ。

 

さて、 

シュミレーションによると

9月1日、20:15~22:25頃まで木星面にイオの影が

見えそうなことが分かりました!

 

 

東京では 薄明が終了するのが 19:38頃  ですから ちょうど暗くなって観測するのには適した時間です。

  

2021年9月1日 20:15、↓木星は 南東の空に見えます。

f:id:Kochab:20210826164437j:plain

木星の西側には、土星も見えることでしょう。


2021年9月1日 20:15 ↓ 望遠鏡で低倍率~中倍率にて見ると・・・(正立画像です)

f:id:Kochab:20210826164516j:plain

左から

エウロパ

木星本体とイオ(眼視ではイオはおそらく見えません)

カリスト

ガニメデ 

と並んでいるかと思います。

 

2021年9月1日 20:15 ↓ 望遠鏡で高倍率にて見ると・・・(正立画像です)

f:id:Kochab:20210826164616j:plain

この時間帯では イオの影が 木星面の左端(東側)に見えそうです。

望遠鏡では 正立プリズムを使用してないと 左右反転するので ご注意下さいね。

ガリレオ衛星のイオは 木星のすぐ手前にきているので

木星とイオが 重なり合っている状態ゆえ イオの姿は観測不可能だと思います。

ちょうど大赤飯が中央に来ているので これまた見頃ですね。

 

2021年9月1日 21:20 ↓ 望遠鏡で高倍率にて見ると・・・(正立画像です)

f:id:Kochab:20210826165009j:plain

この時間帯では イオの影が 木星面の中央に見えそうです。

ガリレオ衛星のイオは 木星のすぐ手前にきているので

木星とイオが 重なり合っている状態ゆえ イオの姿は観測不可能だと思います。

 

大赤飯も まだ見えそうです。

 

 

2021年9月1日 22:25 ↓ 望遠鏡で高倍率にて見ると・・・(正立画像です)

f:id:Kochab:20210826165207j:plain

このときは 木星面の 西の端に イオの影が あります。

イオの影が見える ギリギリ最後の時間帯かもしれませんね。 

 

天気とシーイングさえ 良ければ 10センチ程度の屈折望遠鏡でも

100~150倍くらいの高倍率にすれば見えると思います。

 

とにかく晴れることを期待しましょう。 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

【注意】イオの影は、どんな望遠鏡でも見えるわけではありません。

 

目安として 口径10センチくらいから見える可能性が高くなると思います。

倍率は 100倍以上は必要だと思って下さい。出来れば150倍程度 あるとイイですね。

 

■自分の機材での経験ですが「この機材でイオの影が見えたか?」を

ここに記しておきます。

 

コ・ボーグ36ED→ ✖ 見えませんでした

ミニボーグ50FL→ ✖ 見えませんでした

ミニボーグ67FL→ △ 見えました!(ギリギリ見えた感じです)

BORG90FL→ ○ 見えました!(ほぼ確実に見えるようです)

VIXEN FL102S→ ◎ 見えました!(かなりハッキリと見えました)

(【参考情報】BORG72FL→ ◎ ハッキリと見えたという情報がありました ) 

あくまでも目安だと考えて下さい。

空の状態によっては 見えたり見えなかったり変化するものですからね。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

「太陽(白色光)」の撮影 2021年8月28日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、ポラリエ)

自宅ベランダにて、太陽を撮影しました。

機材は、
ミニボーグ50FL+オリンパスE-PL5+ポラリエ です。(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用)

これに、
バーダープラネタリウム社の
「AstroSolar セーフティーフィルター」
を取り付けて撮影しました。

 

↓トリミング、感度ISO200、露出1/2500秒、低振動モード2秒、モノクロモード

f:id:Kochab:20210828114731j:plain

2021年8月28日 太陽(白色光)

先日(8/26)撮ってから 2日しか経過していませんが

黒点が増殖していたので 少々驚きました!

太陽を撮影しようと外(ベランダ)に出ましたが、非常に暑いです!

撮影には ほんの3分程度しか外(ベランダ)に出てませんでしたが

陽射しが強烈&高温多湿で 汗が吹き出しそうです。

まだ、午前中だったので 午後はもっと暑くなっただろとう思います。 

さて、ご覧の通り 画像にはソバカスのような小さな黒点が多数出ています。

また増えることもありえそうですね。

「月」の撮影 2021年8月28日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、ポラリエ)

 自宅前にて、「月」を撮影しました。


機材は、ミニボーグ50FL + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓トリミング、感度ISO400、露出時間1/320秒、低振動モード2秒

f:id:Kochab:20210828051344j:plain

2021年8月28日 月齢19.2

撮影時の天候は、快晴のような感じでしたが

とても薄い膜のような雲が 空全面にあるような印象を受けました。

しかし まずまずのシャープ感のある画像に仕上がったと思います。

欠け際にあるクレーターなどが見どころとなりますが

北の方にある「ポシドニウス」

南の方にある「アルタイ断崖」や「ティオフィルス」などは 特にお勧めな場所です。

「太陽(白色光)」の撮影 2021年8月26日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、ポラリエ)

自宅ベランダにて、太陽を撮影しました。

機材は、
ミニボーグ50FL+オリンパスE-PL5+ポラリエ です。(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用)

これに、
バーダープラネタリウム社の
「AstroSolar セーフティーフィルター」
を取り付けて撮影しました。

 

↓トリミング、感度ISO200、露出1/1600秒、低振動モード2秒、モノクロモード

f:id:Kochab:20210826160935j:plain

2021年8月26日 太陽(白色光)

久しぶりに、たまたま休日に晴れとなり 早速 太陽を撮影しました。

 

撮影には ほんの3分程度しか外(ベランダ)に出てませんでしたが

陽射しが強烈&高温多湿で 汗ダクダクになりました。

まだ、午前中だったので 午後はもっと暑くなっただろとう思います。 

さて、ご覧の通り 画像にはソバカスのような小さな黒点が出ています。

数日前よりも出現具合が増した感じですので

もう少し増えることもありえそうですね。

「月」の撮影 2021年8月22日(機材:コ・ボーグ36ED、スリムフラットナー1.1×DG、E-PL5、ポラリエ)

自宅ベランダにて、「月」を撮影しました。


機材は、
コ・ボーグ36ED + スリムフラットナー1.1×DG + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。 (機材詳細は、こちら
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


  ↓トリミング、感度ISO200、露出時間1/500秒、低振動モード2秒

f:id:Kochab:20210826155218j:plain

月齢13.9

 

満月です。

この日の満月の時刻は 21:02 で、撮影時刻は 20:25 でした。

なので かなり本当の満月に近い時刻に撮影しています。

すなわち、かなり真ん丸な満月ということなんですね。

いままで 満月の画像を時々撮ってきましたが

皆既月食の時以外では、ここまで時刻がかなり近い満月画像は 記憶にありません。

どうせなら、もっとピッタリにしておけば良かったですね。

「散開星団M103」の撮影 2021年7月18日(機材:コ・ボーグ36ED、スリムフラットナー1.1×DG、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「散開星団M103」を撮影しました。


機材は、
コ・ボーグ36ED + スリムフラットナー1.1×DG + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。 (機材詳細は、こちら
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓リサイズ・トリミング、感度ISO2000、露出時間30秒、低振動モード2秒

f:id:Kochab:20210819170844j:plain

散開星団M103

画像中心付近の星の集まりが M103 です。

この日は 月明かりが無く透明度も良好だったので

なかなか コントラストの良い画像になったと思います。

M103がある カシオペア座のWが ちょうど真横になっている状態で 

M103 の高度は50°程度の時に撮影出来たので、

光害の影響も少なめにはなってきましたね。

明け方においては観測に適した季節が近づいてきました。