Kochab の星見日記

★子育て&家事の合間の隙間時間で星見(星空観察)・天体撮影をしています(太陽、惑星、銀河、星雲、星団、国際宇宙ステーション、・・・など)

「系外銀河M65・M66・NGC3628」の撮影 2019年12月28日(機材:ミニボーグ67FL、7108、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「系外銀河M65・M66・NGC3628」を撮影しました。


機材は、ミニボーグ67FL + 7108 + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓リサイズ・トリミング、感度ISO2000、露出時間30秒、低振動モード2秒

f:id:Kochab:20200105151830j:plain

系外銀河M65・M66・NGC3628

今シーズン四度目の しし座の系外銀河トリオです。 

今回は透明度が良かったので全体的にコントラスが比較的良い感じです。

今まで NGC3628 が かなり淡い感じに写っていましたが

今回の画像では 大分まともに写ってくれてます。

光害地としては上出来だと思います。

もちろん画像処理後の画像なので画像処理は必須の条件となりますけど・・・。

 

 

「まゆ銀河NGC4490」の撮影 2019年12月28日(機材:ミニボーグ67FL、7108、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「まゆ銀河NGC4490」を撮影しました。


機材は、ミニボーグ67FL + 7108 + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓リサイズ・トリミング、感度ISO2000、露出時間40秒、低振動モード2秒

f:id:Kochab:20200105061821j:plain

 

画像中央の 大小二つのモヤッとした雲のようなものが NGC4490 です。

この二つは繋がっているんですが オイラの機材では(この撮影条件)完全に繋がって

撮れたことはありません。

この銀河は 透明度が悪いと コントラストが悪くなって

撮影しても 得られる画像としては 非常に厳しいものになりますが

この日は、比較的透明度がよく 月明かりも無かったので

ラッキーでした。

やっと高度が少し高い位置にきたので これからが楽しみな銀河ですよ。

「ブランペイン彗星(289P/Blanpain)」が写るかもしれない空の撮影 2020年1月1日

自宅前にて、「ブランペイン彗星(289P/Blanpain)」が 写るかもしれない辺りを撮影しました。


機材は、
コ・ボーグ36ED + スリムフラットナー1.1×DG + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。 (機材詳細は、こちら
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓リサイズ・トリミング、感度ISO2000、露出時間30秒、低振動モード2秒

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ん??? どうやら 写っていないみたいですね(汗)

シュミレーションでは↓このような位置にあるようです。

f:id:Kochab:20200105052026j:plain

2020.1.1 18:22

撮影画像とシュミレーション画像を比較して見ても それらしき姿は 分かりません。

これは かなり暗いようです。

でも、もしかしたら・・・ということで 今後も 何度か撮影を試みたいと思います。

 

「系外銀河M95・M96・M105」の撮影 2019年12月25日(機材:ミニボーグ67FL、7108、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「系外銀河M95・M96・M105」を撮影しました。


機材は、ミニボーグ67FL + 7108 + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓リサイズ・トリミング、感度ISO2000、露出時間20秒、低振動モード2秒

f:id:Kochab:20200101075552j:plain

しし座にある 系外銀河 M95・M96・M105 です。

月明かりは 無かったのですが 薄雲りだったため 写り的にはイマイチですね。

どれが どれだか 分かりにくいので

↓シュミレーションしてみました。(写野はトリミング前)

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最近やっと冬らしく冷え込む日が多くなってきましたね。

明け方が一番冷える時間帯なので 最近は手袋をして撮影することが多くなりました。

手袋なしで撮影していると開始から約15分経過する頃には

指先の感覚が無くなってきて動きが鈍くなってくるんですよね(汗) 

 

「子持ち銀河M51」の撮影 2019年12月24日(機材:ミニボーグ67FL、7108、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「子持ち銀河M51」を撮影しました。


機材は、ミニボーグ67FL + 7108 + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓リサイズ・トリミング、感度ISO2000、露出時間30秒、低振動モード2秒

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子持ち銀河M51


画像中心部の二つのモヤッとした雲のようなものがM51です。

今シーズン三度目ですが これを撮影すると いつもテンションUPしますね。

この日は、突然雲が西から流れて来て すこし薄い雲かかっていたかもしれません。

この撮影後すぐに空は 雲に覆われて 遭えなく撤収となりました。

晴れていると思って 外に出ようとしたら曇ったり

この日みたいに撮影中に曇ってきたりと

急な天気の変化に やられているオイラです。

 

「ブランペイン彗星(289P/Blanpain)」が 気になったので・・・

昨日の記事の最後の方でコメントさせてもらった

「ブランペイン彗星」(289P/Blanpain)ですが 気になったので早速

ステラナビゲータで 位置を確認してみました。

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289P/Blanpain 20201.1~1.8

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289P/Blanpain 2020.1.8~1.17

いづれも 18:30頃の位置となります。

2019年12月21日に近日点を通過したようですので

シュミレーションでは、現在15等級前後のようですが

今後、万が一 バーストなどしたら明るくなるかも?

という密かな期待を胸に 念のため位置だけでも確認しておくべきかと

思ったわけです。

1月上旬から中旬は ペガスス座アンドロメダ座カシオペア座 の辺りを

移動しているみたいですね。

見るとしたら薄明終了直後あたりを狙って 18~19時頃でしょうかね。

予想通り15等級となると 小型望遠鏡では観望不可能なので

とりあえず だいたいの場所を狙って撮影してみるしかなさそうですね。

バーストしてくれることを願うばかりです。 

 

謹賀新年 2020年1月1日

あけましておめでとうございます。
今年も どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年の天体撮影&観望の予定ですが

今年の大体のおさえておくべき天文現象は、
↓こんな感じかと思います。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

1/4 しぶんぎ座流星群極大(月明かりなし、極大時刻が17時なので少なめ?)

1/11 半影月食( 食最大の時刻は 4:10頃 )

4/3 金星がプレアデス星団M45に大接近

6/21 日本全国で部分日食が見られる( 食最大の時刻は 東京で17:10頃 )

7/14 木星が衝

7/21 土星が衝

8/13 ペルセウスザ流星群極大(夜半以降は月齢23の月明かりがあります)

10/6 火星が地球に最接近

10/14 火星が衝

12/14 ふたご座流星群(月明かりが無く、好条件)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

早速、↓手帳にメモしときましょうね。

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天文手帳 2020

この手帳、毎年使用している 天文手帳です。

月毎に 主な天文現象がピックアップされて書かれていますが

1月の欄で、この↓ようなトピックがありました。

「1月11日 ブランペイン彗星が地球に最接近」

 

全く知らなかったのですが、周期5.3年で公転する 289P/ブランペイン彗星が

地球に0.09天文単位まで接近するようです。

 

ここからが重要です。

通常は17~18等級で彗星活動は ほぼみられないようなのですが

過去に大バーストを起こしたことがあり、そのとき(1819年)は肉眼彗星に

なったとか。

ちょっと期待してみようかと思います。