Kochab の星見日記

★子育て&家事の合間の隙間時間で星見(星空観察)・天体撮影をしています(太陽、惑星、銀河、星雲、星団、国際宇宙ステーション、・・・など)

「散開星団NGC6910」の撮影 2022年5月26日(機材:ミニボーグ54(AC)、マルチフラットナー1.08×DG、E-PL6、ポラリエ)

 自宅前にて、「散開星団NGC6910」を撮影しました。

 

機材は、

ミニボーグ54マルチフラットナー1.08×DG【7108】  + オリンパスE-PL6 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )

 

 ↓ リサイズ、のみした 元画像です。

散開星団NGC6910(画像処理前)

新しい機材での撮影となります。

今回の新機材のレンズは、

フローライトレンズでもなく、EDレンズでもありません。

アクロマートレンズです。

 

そのためか、恒星が赤紫っぽくなっている傾向がありますね。

これは 結構気になるので 画像処理にて

自然な色に近くするよう修正してみました。


↓リサイズ、トリミング、感度ISO2000、露出時間20秒、セルフタイマー2秒

散開星団NGC6910

画像中心部の星の集まりが NGC6910 です。

星の並び方が 「J」(ジェー)と似ているのが特徴かと思います。

レベル補正やトーンカーブでの画像処理で、

少しは恒星の赤紫っぽさが それなりに無くなったのですが

どうしても 色収差は残りますね。

光星のカラーバランスを重視すると

明るい恒星に赤や紫の色が残ってしまいますね。

どうでしょうか?

周辺像に関しては、フラットナーを使っている効果もあるかと思いますが

トリミングをしているので それの効果の方が大きいのかもしれません。

この画像に関しては、周辺像は まあまあ良いと思います。