Kochab の星見日記

★子育て&家事の合間の隙間時間で星見(星空観察)・天体撮影をしています(太陽、惑星、銀河、星雲、星団、国際宇宙ステーション、・・・など)

「月」の撮影 2021年5月15日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、ポラリエ)

 自宅ベランダにて、「月」を撮影しました。


機材は、ミニボーグ50FL + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓リサイズ、トリミング、感度ISO1600、露出時間1/100秒、低振動モード2秒

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2021年5月15日 月齢3.7

この日は、大気の状態が比較的良かったのでしょうか?

かなり高度が低かったのですが、その割には シャープな画像が得られたと思います。

こういった細い月の場合には

メラメラ ボヤボヤ といった画像になりがちなんですが  珍しいです。

直径約570kmの円形の海で特徴的な「危難の海(危機の海)」

がハッキリと分かります。

有名どころなので やはり目に留まりますよね。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

2021年5月26日(水)は 今年の天文ビックイベント「皆既月食」の日です!!

あと3日 となりました。

詳しくは、こちら や こちら を参考にしてみて下さい。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「木星・ガリレオ衛星」の撮影 2021年5月10日(機材:コ・ボーグ36ED、スリムフラットナー1.1×DG、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「木星ガリレオ衛星」を撮影しました。


機材は、
コ・ボーグ36ED + スリムフラットナー1.1×DG + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。 (機材詳細は、こちら
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓トリミング、感度ISO2000、露出時間1/10秒、低振動モード2秒

f:id:Kochab:20210521155628j:plain

2021年5月10日 3:39

一見、ごく普通の「木星ガリレオ衛星」に見えますが・・・

2つの ガリレオ衛星が 非常に密接になって写っているのです。

ちょっと この光学系では 解像度が足りなくて 残念ながら分かりません。

 

シュミレーションした画像を見ると分かるので

↓こちらをご覧下さい。

f:id:Kochab:20210521160102j:plain

2021年5月10日 3:39

左側から、

 

木星本体

エウロパとイオ

ガニメデ

カリスト

と並んでいます。

もっと ↓拡大してみましょう

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2021年5月10日 3:39

こんなに エウロパとイオが 密接な状態に見えます。

撮影画像と比較してみてくださいね。

 

「木星・ガリレオ衛星」の撮影 2021年5月5日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「木星ガリレオ衛星」を撮影しました。


機材は、ミニボーグ50FL + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓トリミング、感度ISO2000、露出時間1/10秒、低振動モード2秒

f:id:Kochab:20210514050007j:plain

木星ガリレオ衛星は 木星が空に見えていれば 比較的簡単に撮影できます。
ガリレオ衛星の位置関係は 日々変わりますから
その変化を見るのも面白いものです。

 


ガリレオ衛星のシュミレーション画像を作りました。↓こちら。

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パッと見 ガリレオ衛星が 3つしか見えませんが

シュミレーション画像を拡大すると・・・

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木星本体の手前に エウロパ があります。

(今回の撮影画像では 判別できません) 


左から

カリスト

ガニメデ

エウロパ

イオ
となってます。

木星の視直径は37.8″なので

見頃の時期は これからとなります。

梅雨入りが もうすぐかもしれないこともあって

ここのところ晴れる日が少なくなってきてますね。

晴れたら積極的に望遠鏡を向けていきたいです。 

 

「皆既月食」2021年5月26日の皆既中・観望シュミレーション

今年の天文ビックイベントとも言える「皆既月食」が

来週5月26日にあります!もう一週間後です!

しかも今回は スーパームーン皆既月食だそうです。

(※スーパームーンの説明はこちら)

5月26日の皆既月食における概要は、

"「皆既月食」が 2021年5月26日におこります!!"

を参考にしてください。

 

今日は機材を使用したシュミレーションをしてみました。

手軽に扱える機材として 双眼鏡は 特にお勧めです。

双眼鏡だと 倍率5~10倍くいら で視野が 5~10°くらい

が一般的かと思うので

7°の視野円で↓シュミレーションしてみました。

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( 2021年5月26日 20:20頃 皆既中 )

5~8倍程度の低倍率であれば 視野に 月を導入するのは 簡単なので 

是非 準備しておきたいアイテムです。

 

さて、もう少し詳しい皆既中の月を見たいという場合は 望遠鏡が必要になります。

オイラは あまり欲張らずに小さい望遠鏡を使用する予定です。

いつもの機材ですが 観望用に ミニボーグ67FL を考えています。

2.46°の視野円で↓シュミレーションしてみました。

 

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( 2021年5月26日 20:20頃 皆既中 )

このくらいの 倍率だと 手動でも 追尾が楽だと思いました。

追尾が楽ということは 観望に集中できます。

もちろん自動で追尾する機材まで準備するのもありですが

撮影も考えているので撮影用機材と観望用機材とのバランスを考えると

現時点では この辺りの機材になりそうな気がします。

 

皆既食の始まりが 20:11頃、皆既食の終わりが 20:26頃 です。

この約15分間の皆既食の時間をいかにして楽しむか考えてみました。

※以前撮影した皆既月食の画像を見つけました↓

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2018年1月31日 の皆既月食 (機材: ミニボーグ67FL、7108、E-PL5、ポラリエ)

 

「皆既月食」が 2021年5月26日におこります!!

今年の天文ビックイベントとも言える「皆既月食」が

来週5月26日にあります!もう一週間後です!

しかも今回は スーパームーン皆既月食だそうです。

(※スーパームーンの説明はこちら)

天気さえ味方につけば 日本全国で 楽しめる天文現象です。

東京での見える時間と方位・高度を ↓ シュミレーションしてみました。

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19:00 から 22:00 まで 20分間隔で シュミレーションしています。

皆既月食の最大の時の時間が 20:19なので 上のシュミレーションでは

20:20 の位置が一番近いですね。方角は 南東です。

この前後の時間だけは逃してはいけません!

 

皆既食の始まりが 20:11頃、皆既食の終わりが 20:26頃

この約15分間の皆既食の時間はおさえておきましょう。

皆既食の間は 月の色が 赤褐色とか赤胴色と呼ばれるような色に

おそらくなります。

以前見た時は 暗いオレンジ色のような色に見えた記憶があります。

 

もちろん時間が許せば 部分月食の最初から見ていきたいのですが

東京では、ご覧の通り 月が見える頃には すでに部分月食がはじまっています。

月が地平線から出てくると 同時くらいに部分月食が始まるので

よほど視界が良い場所でないと見ることは難しいかと思います。

 

19:40 で ようやく 高度が約10度 ですから

観測場所は 事前に検討しておかないといけません。

皆既食の最大の時でも 高度が約15度 くらいです。

住宅地だと建物の影になるかもしれませんので

南東の方角の空が地平線付近まで良く見える場所が よろしいかと思います。

双眼鏡などがあると観測に とても役にたつと思います。

今から準備をしておきましょう。

 

「国際宇宙ステーションISS・きぼう」の撮影 2021年5月15日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、片持ちフォーク赤道儀、三脚)

自宅前にて、「国際宇宙ステーションISS・きぼう」を撮影しました。

機材は、
 ミニボーグ50FL+オリンパスE-PL5+片持ちフォーク式赤道儀+三脚 です。

↓トリミング、感度ISO2000、露出1/1250秒

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国際宇宙ステーション

天気に恵まれて、国際宇宙ステーションを見ることが出来ました。

今、日本人宇宙飛行士の 星出彰彦さんが滞在しています。

今回は 日没後の時間帯だったこともあり

子供を誘って夜風に吹かれながら二人で見ました。

この時間としては 大分暖かくなりましたが

風が吹いていたので 長袖でも少し肌寒く感じました。

今回は シーイングがイマイチだったこともあって

シャープとはいいにくいのですが まずまずの画像かと思います。

 

 

「太陽(白色光)」の撮影 2021年5月14日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、ポラリエ)

自宅ベランダにて、太陽を撮影しました。

機材は、
ミニボーグ50FL+オリンパスE-PL5+ポラリエ です。(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用)

これに、
バーダープラネタリウム社の
「AstroSolar セーフティーフィルター」
を取り付けて撮影しました。

 

↓トリミング、感度ISO200、露出1/2000秒、低振動モード2秒、モノクロモード

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2021年5月14日 太陽(白色光)

 前日(5月10日)に引き続き撮影しました。(※5月10日の画像は、こちら)

今回は 早朝の空が快晴だったので すかさず撮影しました。

天気予報では 一日中「晴れ」ということでしたが

気象学的な「晴れ」なので 油断大敵と思い 早めに仕掛けました。

お昼頃になって 空全体が薄い雲に覆われてきたので

やっぱり朝に撮影して良かったと思いましたね。

 

今回は、早い時間にもかかわらず条件が良かったのかクッキリと写りました。

黒点が太陽の自転によって西側に少し移動しているのが分かります。

しかし、黒点それぞれが 小さくなった気がしますね。