Kochab の星見日記

★子育て&家事の合間の隙間時間で星見(星空観察)・天体撮影をしています(太陽、惑星、銀河、星雲、星団、国際宇宙ステーション、・・・など)

「木星と土星の大接近によるラッキー7!」の撮影 2020年12月20日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、ポラリエ)

 自宅屋上にて、「木星土星の大接近によるラッキー7」を撮影しました。


機材は、ミニボーグ50FL + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓トリミング、感度ISO2000、露出時間1/10秒、低振動モード2秒

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2020年12月20日 木星土星の大接近(正立像)

撮影用の機材と観望用の機材と並べていたのですが

実際に観望用機材(ミニボーグ45ED)では、天頂プリズムを使用していたので

倒立像の上下を正立像化した感じに見えるので

撮影画像を観望イメージに加工すると(左右をミラー処理)

↓こんな感じになります。

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2020年12月20日 木星土星の大接近(左右ミラー処理)

 

ここで↓簡単ですが、惑星と衛星、ひょっこり加わった恒星に

↓名前を表記してみました。 

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2020年12月20日 木星土星の大接近(左右ミラー処理)

こんな感じですね。

今回、やぎ座の恒星(HIP99314)が とてもナイスなアシストをしています。

これらを線で結ぶと↓こうなります!

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2020年12月20日 木星土星の大接近によるラッキー7

偶然にも程があります!

これを生で見れた方は、ラッキーかも?

しかし、この画像を得るのに 結構苦労しました。

撮影場所は、自宅屋上だったのですが

(住宅地なので地上からでは、近所の家の影でもう見えなかった)

屋上の床がプラスチック製なので安定感がなく しかも風が強い

つまり、機材が揺れやすい。

おまけに風が強い。つまり揺れが強くなる。

おまけにシーイングが悪い。星像がユラユラ、ボケボケ、する。

こんな条件下で 10枚以上撮った末 一番よさそうな画像を選んだつもりです。

 

肉眼では、木星土星が ギリギリ分離して見えるかどうか・・・

といった感じでしたね。

 

 

ミニボーグ50FL で 同一写野に

木星土星ガリレオ衛星 + ひょっこり加わった「やぎ座の恒星(HIP99314)」

で完成した「ラッキー7!」

興奮しました!

観望用機材(ミニボーグ45ED)でも ハッキリと「ラッキー7!」は

見ることが出来ました!