前後の2021年1月15日~1月25日頃でも比較的接近しているので
見るチャンスには余裕がありそうですね。
但し、天王星は 明るさが 5.8等級ということで 肉眼では厳しいと思うので
双眼鏡または望遠鏡を使用することを前提として挑みましょう。
↓1月16日20:00頃の空です。
南西~西南西の比較的高度の高い位置に 明るい「火星」が見えると思います。
すぐ近くに「天王星」があるはずです。
視野7°の双眼鏡で見ることを想定して↓シュミレーションしてみました。
天王星を中心にしてみると
火星が日毎に少しづつ東側には移動するように見えるでしょう。
この日を含めて前後数日は、天王星を簡単に見つけるチャンスです!
夜空には 天王星と同じくらいの明るさの恒星は 山ほどあります。
天王星は双眼鏡で見ても点像のため 恒星との区別がつきにくいので
何か目印があると判別しやすいのです。
今回は、火星を目印に天王星を見つけやすくなると思いますので
是非、この機会に天王星をご覧になることをお勧めします。
天王星は、見掛の視直径が3.6″ありますから
望遠鏡で高倍率をかけて見ると 他の恒星とは違って面積をもっていることが
分かるかもしれませんよ。