2021年10月6日 21:25頃に
木星のガリレオ衛星である イオとエウロパが 見掛け上 接近します。
肉眼や低倍率の双眼鏡では 今回の現象を確認するのは難しいですが
小型の望遠鏡があれば 簡単に見ることが出来るでしょう。
今回は 低倍率では くっついて見えるかもしれませんので
それぞれの衛星を分離して観測するには 40~60倍程度の倍率は必要かもしれません。
実際に見ないと分からないですが
倍率をすぐに変更できるように準備しておいた方がよさそうですね。
さて、木星の位置を確認しましょう
↓10月6日21:25頃の空です。(シュミレーションです)
南南西の空に 一番明るく輝く星が木星です
↓10月6日21:25頃の木星とガリレオ衛星です。(高倍率でのシュミレーションです)
この時間帯が一番接近する時間帯で(見掛上の最接近?)
離角が それなりに狭そうなので
念のため、高倍率用のアイピースやバローレンズ等も予め準備しておきましょう。
時間が経つにつれて少しづつ イオとエウロパが 離れていくので
少しづつ見やすくなっていくでしょう。
ガリレオ衛星は 小型の望遠鏡(口径5センチくらいでも可能)で十分に良く見えるので
接近した光景を見ておきたいと思います。