Kochab の星見日記

★子育て&家事の合間の隙間時間で星見(星空観察)・天体撮影をしています(太陽、惑星、銀河、星雲、星団、国際宇宙ステーション、・・・など)

「C/2017T2 パンスターズ彗星 と M81・M82」の撮影 2020年5月24日(機材:コ・ボーグ36ED、スリムフラットナー1.1×DG、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「C/2017T2 パンスターズ彗星 と M81・M82」を撮影しました。


機材は、
コ・ボーグ36ED + スリムフラットナー1.1×DG + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。 (機材詳細は、こちら
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓トリミング、感度ISO2000、露出時間20秒、低振動モード2秒

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C/2017T2 パンスターズ彗星 と M81・M82

 

一応、撮れました。

やはり光害地の夜半前は 厳しいですね。

かなり光害の影響があって たったの20秒の露出でもバックが白くなります。

正直分かりにくいので、↓こちらをご覧ください。

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いや~厳しい です(汗)

パンスターズ彗星が かろうじて 写ったというレベルですね。

 

念のためシュミレーション画像を用意↓してみました。

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光害が少ない撮影地なら・・・ かなり期待できる画像が得られたでしょうが

365日 ずっと遠征自粛なため 叶いませんな。

(子供たちが社会人になるまでかな・・・)

 

「土星」の撮影 2020年5月15日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「土星」を撮影しました。


機材は、ミニボーグ50FL + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓トリミング、感度ISO2000、露出時間1/320秒、低振動モード2秒

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2020年5月15日現在で 視直径17.3″ です。

7月21日に衝となるので、もう見頃&撮り頃の時期と言ってもいいと思います。

ちなみに その時の視直径は 18.4″ になるようですから

もう ほぼ変わりないと言っても良いくらいですね。

土星の環を 観望して楽しむには 出来るだけ口径の大きな鏡筒が良いのですが

重い とか かさばる とか だとなかなか行動に移しづらいので

ついつい 軽くてコンパクトな機材になりがちです。

たまには それなりの鏡筒で見ようかと思う今日この頃です。

(いつも また今度にしよう・・・ となってしまう。)
 

「火星と海王星と月の接近」は 2020年6月13日の明け方です!

火星の動きを、を調べていたら

6月中旬頃に 火星と海王星が接近することが分かりました。

特に6月13日は月が接近しますので 見逃せない光景となりそうです。

2020年6月13日 午前3時頃、↓こんな感じで見えるようです。

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視野円は、7° です。

火星と海王星は かなり接近していますね。

月(月齢21)も加わって テンションUP間違いないでしょう。

海王星は、7.9等星と暗いので肉眼では見えませんが

光害地でも写真には写るはずです。

可能であれば撮影してみたいものですね。

6月13日ということで もう今週 土曜日の明け方です。

忘れないようにカレンダーにでも記入しましょうか。

 

火星と海王星の接近に関しては 2020年6月14日が一番接近するようです。

前後数日は 接近した光景が見れそうなので

天気と相談しながら楽しみたいですね。

「太陽(白色光)」の撮影 2020年6月8日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、ポラリエ)

自宅ベランダにて、太陽を撮影しました。

機材は、
ミニボーグ50FL+オリンパスE-PL5+ポラリエ です。(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用)

これに、
バーダープラネタリウム社の
「AstroSolar セーフティーフィルター」
を取り付けて撮影しました。

 

↓トリミング、感度ISO200、露出1/2500秒、低振動モード2秒

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2020年6月8日 太陽(白色光)

ミニボーグ50FL対物レンズを使用しての太陽撮影です。

 

久しぶりに黒点の出現を見ました。 

画像左下の方に ポチッと 小さなホクロみたいな黒点です。

久しぶりだったのでテンション上がりましたよ!!

画像中に ポチッとした黒点の近くに 細かいのも 数個 ありますね。

これらが 成長して もっと沢山出現してくれたりするかもしれないので

今週は 様子を見ていきたいと思います。 

「木星・土星と月の接近」は 2020年6月9日の明け方です!(明日です)

土星の動きを、を調べていたら

6月9日に 木星土星と月が接近することが分かりました。

3つの天体が接近するという なかなか見応えのある光景になりそうです。

2020年6月9日 午前2:40頃、↓こんな感じで見えるようです。

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この時間では、南の空に 見えます。

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視野円は、7° です。

土星と月は ギリギリ7°の視野円に入りました。

木星土星と月(月齢17)も加わって テンションUP間違いないでしょう。

 

可能であれば撮影もしてみたいものですね。

撮影には 月が明るいので 惑星もクッキリと写すとなると なかなか難しそうです。

月に露出時間を合わせると 木星土星が うまく写らないかもしれないので

月を露出オーバーにした露出時間設定で

土星まで写るようにしないといけませんね。

(★2020年6月9日の明け方ですから、ご注意下さい!)

「月」の撮影 2020年5月15日(機材:ミニボーグ50FL、E-PL5、ポラリエ)

自宅前にて、「月」を撮影しました。


機材は、ミニボーグ50FL + オリンパスE-PL5 + ポラリエ です。
(ポラリエ雲台ベースType-EQセットを使用鏡筒の詳しい情報はこちら)
(★極軸望遠鏡 PF-LⅡ にグレードアップしました → 詳しくはこちら )


↓トリミング、感度ISO400、露出時間1/200秒、低振動モード2秒

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2020年5月15日 月齢21.7


この日、撮影時は すでに薄明が始まっていて

すこし空が明るくなってきている時間帯でした。

それでも、月は とても明るくて融通がききますから重宝しますね。

このくらいの月齢ですと アペニン山脈が ちょうど欠け際にきているので

見頃となって とてもカッコイイですよね。

また、南の方にはクレーター群があって ゴツゴツとした男らしい地形が魅力的です。 

 

 

「火星」2020年10月6日の最接近に向けて その2

今日は、今年接近する火星の観望用に使用する(手持ちの)機材について

考えてみました。

 

火星の極冠や模様を観望するには 口径が大きくて 焦点距離が長い鏡筒が

良いのですが、大きい とか 重い とかが障壁となって

機材を出すのも面倒になってしまったりします。

そうなると やはり 小ぶりな機材になりがち ですが

火星は 月、木星土星 などとは違って 観望チャンスが毎年あるわけではないので

ここは 頑張って それなりの機材を使いたいと思いました。

手持ちの機材で 一番口径が大きいのは 口径150mm ですが

架台も かなり重くなってしまうので

一番バランスのとれた口径102mm の屈折式の鏡筒が いいかな~と思いました。

そこで 奥の方から 目的の機材を引っ張り出して

久しぶりの お目見え となりました。

いつも使用している鏡筒と共に ↓ 並べてみました。

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一番上のが

火星観望のメインに使おうかと思っている鏡筒

★「ビクセンFL102S」です。

焦点距離900mm なので長いですね。

上から二番目のは

★「ミニボーグ50FL」です。これは時々使ってます。

焦点距離は400mm です。

一番下のは

★「コ・ボーグ36ED」です。これが一番よく使ってますね。

スリムフラットナーとの組み合わせで 焦点距離220mmになります。

 

鏡筒のフード側から撮った↓画像です。

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やはり 一番右の「ビクセンFL102S」はデカイですね。

オイラが若い頃は いつも普通に使っていましたが 機材の軽量コンパクト化が進んで

今は 一番左側の 「コ・ボーグ36ED」を使用する機会が多くなっています。

 

さて、「ビクセンFL102S」は通常 赤道義に乗せたいところですが

架台が重くなるのと大きくなることで 面倒になってしまうと思うので

こちら↓ポルタ経緯台を使用することに・・・。

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 鏡筒の大きさからすると ポルタ経緯台では少し無理があるのですが

頑張ってもらいましょう。

ちなみに 近くに写っている小さいやつは

いつもの撮影で使っている コ・ボーグ36ED&ポラリエの組み合わせです。

いかに小さいかが分かります。

2020年の火星と地球の最接近の日は、10月6日ということで

まだまだ時間は ありますので これから沢山楽しんでいきたいと思います。