Kochab の星見日記

★子育て&家事の合間の隙間時間で星見(星空観察)・天体撮影をしています(太陽、惑星、銀河、星雲、星団、国際宇宙ステーション、・・・など)

「散開星団M11」の撮影 2023年9月25日(機材:ZWO Seestar S50)

自宅前にて、「散開星団M11」を撮影しました。

 

機材は、「ZWO Seestar S50(カメラ・レンズ付きオールインワン経緯台)」です。

リサイズ(縦833横468)、ノートリミング、120秒

散開星団M11

画像中心部の星の集まりが 球状星団M11 です。


この日は、月齢10.4、天気は うす曇りで、透明度がやや悪い、そんな空でした。

それと、当地としては 条件が良くない夜半前に撮影した画像です。

それでいて このクオリティーです!

 

ところで、この機材での自動導入は簡単すぎます。

機材を地面に適当に置いて スマートフォンで専用アプリを操作するだけで

導入してくれます。

よくこんなセッティングで自動導入できるものかと感心しました。

 

特に、この M11は 導入難易度がやや高いので 自動導入は助かりますね。

 

この機材の欠点は、センサー解像度が 1920x1080 と小さいことかもしれません。

しかし、この機材のコンパクトさで この画像が得られるのは画期的だと思います。

以前からよく撮影に使用していたカメラ(オリンパスE-PL8)の

センサー解像度が 4608×3456 なのですが

それから得られた画像を いつもはシーイングの良しあし等で

次のようにリサイズしていまた。

①シーイング良好のとき 2000×1500

②シーイング普通のとき 1600×1200

③シーイング悪いとき  1200×900

 

上の画像は ①良好のとき の比率でリサイズしています。

バリバリの光害地で これだけの画像が得られれば上出来ですね。