2020年10月31日 18:15~19:15頃に
肉眼や低倍率の双眼鏡では 今回の現象を確認するのは困難ですが
小型の望遠鏡があれば 簡単に見ることが出来るでしょう。
今回は、一番接近する時刻が 18:45頃ですが
その時にそれぞれの衛星を観測するには 50倍程度の倍率は必要かもしれません。
つまり そのくらい接近するんですね。
実際に見ないと分からないですが
倍率をすぐに変更できるように準備しておいた方がよさそうですね。
さて、木星の位置を確認しましょう
↓10月31日18:15頃の空です。(シュミレーションです)
南南西~南西の空に 明るい星が 2つあるのですが(土星と木星)
一番明るいのが 木星 です。
↓10月31日18:15頃の木星とガリレオ衛星です。(シュミレーションです)
小型の望遠鏡で覗くと こんな風に ガリレオ衛星が並んでいると思います。
↓10月31日18:45頃の木星とガリレオ衛星です。(シュミレーションです)
この時間帯が一番接近する時間帯で(見掛上の最接近?)
離角が かなり狭そうなので 少なくとも50倍以上は必要かもしれません。
70~80倍程度あれば大丈夫かもしれませんが
高倍率用のアイピースやバローレンズ等も予め準備しておきましょう。
↓10月31日19:15頃の木星とガリレオ衛星です。(シュミレーションです)
少しづつ イオとエウロパが 離れていくので
最接近の時間帯を過ぎた この時間帯だと 少し見やすくなりそうですね。
ガリレオ衛星は 小型の望遠鏡(口径5センチくらいでも可能)で十分に良く見えるので
接近した光景を見ておきたいと思います。