Kochab の星見日記

★子育て&家事の合間の隙間時間で星見(星空観察)・天体撮影をしています(太陽、惑星、銀河、星雲、星団、国際宇宙ステーション、・・・など)

帰還直前!「はやぶさ2」観測できるのか?

いよいよ、小惑星探査機「はやぶさ2」の地球帰還予定日が

12月6日と直前となりました。

 

小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)は、
数々の新しい技術にチャレンジし2010年6月に地球への帰還を果たした
小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)の後継機だそうです。

はやぶさ」では、イオンエンジンという新しい航行方法を活用して、
太陽系の起源の解明に繋がるヒントを得ることを目的に、
小惑星イトカワのサンプルを持ち帰りました。

今回「はやぶさ2」では「はやぶさ」での経験を活かして、
太陽系の起源・進化と生命の原材料物質を解明するために、
C型小惑星「Ryugu」(リュウグウ)でサンプル採取をして
地球に戻ってきます。
もう帰還直前です!

そんな「はやぶさ2」、帰還直前の姿を
日本から見ることはできるのか???
と思ったんです。

早速 ステラナビゲーターで確認しようかと思って・・・

↓こんな感じで 一応 「はやぶさ2」の情報がありそうな雰囲気。

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ステラナビゲーター で確認 ①

表示設定をしたのですが・・・

↓それでもって位置を確認しようと検索を・・・

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ステラナビゲーター で確認 ②

しかし、・・・

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ステラナビゲーター で確認 ③

なんと、「見つかりません」とのこと。

いろいろと調べた結果、どうも11月25日までしか 軌道要素が公開されていないようで

直前の軌道情報は 分からないらしくて 表示できないようです。

 

そこで いろいろとネットを調べると

( こちらを参考にしました 記者会見用資料など )

↓これらの資料に出会いました。

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これらの資料を参考にすると

どうやら肉眼での観測は 無理なようですね。

しかも、日本時間の 12月6日 2時以降は 影に入ってしまうので

1時台から2時までの間が一番 光度があるということで

条件が良いのですが ここの表を見ても11.2等級という明るさ。

肉眼では絶対に見えませんし、

小型の望遠鏡の眼視レベルでも かなり困難です。

観測するには 望遠鏡でも それなりの口径が必要ですね。

 

ただし、予想しない出来事が起こると もしかしたら増光の可能性もあるかも・・・

なんて夢を見て 東京から見える位置情報を元にオイラ独自に予想しました。

一応、↓位置のシュミレーションをしました。〇の付近に「はやぶさ2」!がいるかも。

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2020年12月6日 1:00

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2020年12月6日 2:00

あくまで参考、ということで。

 

やはり無難にライブ配信を見ようかと思います。

 

★こちらで↓帰還のライブ配信予定があるそうです。楽しみですね。